2006年05月07日

中国旅行記@初ハバ

中国旅行記と題しながら、初日(4月30日)はハバロフスク。
予定ではバスで中国に入る予定だったのだが、バスのチケットが取れなかったためだ。
中国人たちは、少しでも休みがあると大挙して帰ってしまうので、なかなか難しい。
近くて安いからだろう。
仕方なく、こちらはハバロフスクから航路という選択。

夜行列車でハバロフスクに到着。
U市よりもかなり北にあるため、朝晩は寒いぐらいだ。

eki.JPG
ハバロフスク駅:ロシアの駅は洒落ているところが多い。外観だけだが……

haba1.JPG
街中はこんな感じ。メインの通りは新しく、近代的な建物が多いが、私はこういう方が好きだ。

zenrosia.JPG
ロシア最大の与党「全ロシア」のハバロフスク支部(裏側)。元「わが社」とは大違い!

赤軍博物館は、場所柄のせいか、2次大戦のものよりも、内戦期の白衛軍や日本軍との戦闘、あるいは中国の軍閥との戦闘に関する資料が多かった。
兵器や車輌などの展示は少なかったものの、それはそれで面白かった。
車輌を展示している小さな庭に行ったときは、ロシア人のオタクそうな高校生か大学生ぐらいの男の子が、あれこれ詳細に説明してくれた(知っていることが多かったが)。
どこの国にも軍事マニアはいるものだ。
個人的には(君たちの現代戦車はそんな強くないから)とは思ったが……

bt7.JPG
右はBT−7、左はMS−1(T−18、ソ連最初の戦車)
T−18は、エンジン積んで人も乗るの?というぐらい小さい。

katyusha.JPG
ソ連軍マニア必携「カチューシャ」BM−13
ドイツ兵は「スターリンのオルガン」と呼んだ。

zassi.JPG
日本兵の捕虜収容所で作成された宣伝紙。
「僕たち収容所で元気に楽しくやっています」という文句があまりにもイタい。

少し気分を変えて、

amur.JPG
アムール川(中国名は黒竜江)。基本的にはアムール川の反対側は中国になる。

kyoukai.JPG
ハバを代表する教会。川岸とともに非常に整備されている。

ハバロフスクは、とてもきれいな街だった。
何より広々としており、道が大きくとってあるのが良い。
また木が多く、公園も広い。
メイン通りの建物群は、きれいに改装されていた。
何より、ロシアの割にゴミが少なく、車のマナーがいいのだ。
U市やウラジオあたりとは全く違う。

kyouikudai.JPG
極東国立人文大学(旧ハバ教育大)
わが社のライバルだが、設備面でも学生の水準でもわが社は遠く及ばない。
最低でも5年は「臥薪嘗胆」しないと……でもロシア人には無理かなぁ(笑)

タイミングが悪く、しのしのさんにはお会いできず。
次の機会にはぜひぜひ。
ニックネーム ケン at 20:35 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
教会の写真を見て、函館のロシア正教会の教会を思い出しました。こんな風に階段があったような。このように坂の上に立てるのが基本なんでしょうかね。ところで、日本兵の捕虜収容所で作成された宣伝紙というのは、誰に向けて宣伝しているんでしょうか?
Posted by ヒロシ at 2006年05月08日 12:28
ヒロシさん、
文科省の方には、メールを出してみました。
情報、ありがとうございました。

どこにも坂があるわけではないですが、欧米人は基本的に高台が好きみたいですね。
お金持ちになると必ず高いところに住みたがります。
日本人は明治以降になって、猿まねで「〜台」を好むようになったみたいです。

宣伝はやはり日本の赤化を狙った上でのものでしょう。つまり日本国内向けです。
国際的にも、「捕虜の自主性」をアピールする狙いがあったのかもしれません。
実際にどの程度印刷されて、配布されたのかは、調べないと分かりませんが……
Posted by ケン at 2006年05月09日 01:25
お帰りなさいケン先生。楽しい連休だったようでなによりでした。さて、質問なんですが赤軍博物館には日本軍の鹵獲戦車はありませんでしたか?12年程前ある雑誌でロシアがノモンハンで鹵獲した九五式軽戦車を日本に売却する商談をもちかけたという記事を読んだことがありました。とても良い状態でレストアしだいで可動との事でとても期待していたのですが、それっきりになってしまったようです。九五式軽戦車は国内には1台もないはずです。ましてそれほど程度の良い物など......と、私的にあの戦車は今どこでどうなっているんだろうかと気になっている所存です。しかし日本には兵器を過去のテクノロジーとして保存する国立の軍事博物館が無いのがいちオタクとして残念ででなりません。
Posted by ホーサン at 2006年05月09日 04:44
九五式軽戦車(ハ号)は、モスクワ郊外の「勝利公園」に展示されているのが有名です。
私はモスクワ嫌いなので、まだそこまで足を伸ばしていないのですが……

オタクの聖地であるクビンカ博物館(94式軽装甲車がある!)は、特別な許可がないと入れないみたいです。旅行社経由が一番楽だそうです。一度は行きたいですね。

モスクワの中央軍事博物館には、装甲列車や河川渡河舟艇など、よりマニアックなものもあるそうです。

日本も風向きが変わっているので、10年後か20年後には、軍事博物館の一つもできるのではないかと思います。復元された秋水とか見たいですよね。

シミュ研の皆様、いつかツアーを組みますので行きましょう(定年後=30年後か?)








Posted by ケン at 2006年05月10日 18:54
あっ!きっとそれですね!確か戦勝記念日がらみの記事だったかと思います。あれから10年以上がすぎ、状態の劣化や、ロシア側の意向は今はどうなんだろうか、とか気になるところです。私もいつかロシアの軍事博物館巡りを夢見ていますが、やはり自国のものは自国で見たいですね。とはいえ日本の私設博物館は展示物の保存状態や修復状態がずさんなところが多く、専門の研究機関を持った軍事博物館でもなければ宝の持ち腐れになる可能性が高いのが現状ですが.......。(最近は呉の大和ミュージアムなど例外もでてきました。)ご返答ありがとうございました!
Posted by ホーサン at 2006年05月11日 04:44
そうですね。軍事は軍事で、研究所付きの博物館を創るべきだと思います。
それと平和主義・帝国主義、中立志向・偏向外交とは別の問題だと考えるべきだとは思いますが、なかなかそうは思われないのが、世の常でして……

勝利公園の展示物も、最近手入れがされたのか、写真で見る限り、きれいでしたよ。

Posted by ケン at 2006年05月11日 21:14
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プロフィール
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誕生日:李英愛さんと一緒揺れるハート
性別:スペード
職業:政治家(広義の)、日本語教師、フリーライター、占い師、写真家、その他
一言:永田町某所に勤務。

趣味:シミュレーションゲーム、TRPG、政治活動全般、バレエ鑑賞
スポーツ:水泳、乗馬
マンガ(古典):小池一夫、白土三平
マンガ(現代):FSS、クレイモア、ベルセルク、ガンスリなどなど
アニメ:攻殻機動隊、ボトムズ
哲学:バタイユ、オルテガ、墨子、王陽明(我ながらメチャクチャな組み合わせだが)
神秘思想:P・D・ウスペンスキー、R・シュタイナー
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